蟹座木星について
星読みで扱う10個の天体のうち、木星は「幸運の扉」を開く鍵とされています。
木星は、太陽よりの次に大きい天体であり、拡大や発展、成長を司っているからです。
- 木星が自分のホロスコープ上でどの位置にあるのか?
- 木星が今この瞬間のホロスコープでどこの位置にいるのか?
このように、木星のラッキーパワーを意識的に活かしていくためには、ホロスコープ上の木星の位置がポイントとなってきます。

そんな木星は2025年6月10日から蟹座に移動しました。
- 2025年06月10日 木星蟹座いり
- 2025年11月12日 木星逆行開始
- 2026年03月11日 木星逆行終了→順行開始
- 2026年06月30日 木星蟹座→獅子座いり
年に一回起こる星座(サイン)の移動により、今は蟹座のテーマが、より発展・拡大しやすくなります。
<蟹座の属性>
🌃二区分:女性(エネルギーが内向き)
🏃♀️三区分:活動(積極性・活動的)
💧四要素:水(感情・情感・雰囲気)
蟹座は、自分にとって大切な人や仲間のために一生懸命な行動することができます。
守ること、尽くすことなどお世話好きな特徴があったり、人や子どもを育成する力にも長けているでしょう。
また、水のエレメントを持っているため、感情の共有や分かち合いをすることが大切。
一つ前の双子座が風のエレメントで、フットワーク軽くぴょんぴょん飛び回るイメージでした。
風のドライな質感と比べると、より親密により愛情深く…が蟹座のテーマでもあります。
人との繋がりを意識することで、居心地の良い輪を広げていくのが蟹座さんの世界観です。

これから1年間の蟹座木星期の追い風に乗るポイントを4つにまとめてみました。
幸運の扉をあけるポイント
愛情をもって守り、育てていく
愛しい、大好き、大切な宝物…この期間、愛情のかけどころを意識してみましょう。
人によっては家族や親戚かもしれませんし、人によっては職場の仲間やコミュニティのメンバーかもしれません。
愛しい感情は、いろんな方面や対象に向かっていくものです。
「守る」「尽くす」がキーワードになる1年間。誰かに愛情を注ぐことで、蟹座のエネルギーが高まっていきます。

そして突然ですが、カニは好きですか??🦀(わたしはカニ鍋が好きです!)
カニさんの外側はとっても硬いですが、甲羅に守られている中身はフワッフワです。
硬い甲羅は、中で一緒に過ごす人々を守るために用意された壁。
魅力的な(おいしくてジューシーな)自分のテリトリー内で、大切な人との絆を育むことに幸運のヒントが隠されています。
外と内、敵と仲間、ライバルと味方…。
甲羅の外側にいる人々や集団に対して、排他的になりすぎるのには注意が必要ですが、「私はこの人のために力を注ぐ!」という意識が大切なときです。
お子さんやご家族、ご友人など…より豊かな生活や人間関係を、自らの手で育てていきましょう。
家庭や家族にフォーカスをする
蟹座のキーワードには「基盤」や「土台」があります。
人が外の世界(社会・集団)で頑張るためには、お家や居場所を整えることが、一つの鍵。
やっぱり、身体や心が泥んこになっても安心して帰れる場所のおかげで、明日へのエネルギーを蓄えることができますよね。
落ち込んだら、話を聞いてくれる人がいる。嬉しいことがあった時に、共有できる仲間がいる。一人になりたい時に、安心して休める場所があるーーー。
土台が揺らいでしまうと、心の余裕や身体の健やかさを失い、本来の自分の良さを発揮できないこともあるでしょう。

そのため、蟹座木星期に自分の基盤や居場所となりうる家や家族に対して、良い働きかけをしていくことをオススメします。
例えば、お家での役割を考え直して無理のない生活を目指してみるとか、憧れだったインテリアや心地よい内装にこだわってみるなど。
わたしは、間に合わせではなく、テンションが上がるような食器や家電を揃えたいな〜なんて企んでいます。
「おかえり」「ただいま」
そう言いたい、そう言える空間を創っていくことがポイントとなるでしょう。
気持ちや想いの共有を積極的に
水のエレメントの蟹座は、感情や情感を大切にします。
”とっても嬉しい” ”なんだか悲しい” ”嫌な気持ちかも” ”幸せいっぱい”
自分だからこそ感じれた心模様を、一つ一つ受け止めて浄化していきましょう。
頭の中でぐるぐる考えて思考を働かせるよりも、心で素直に感じたことを抱きしめるイメージです。
わたしは感情より思考が優位になりがち(笑)なので、蟹座木星期には ”感じる” を怖がらずに、向き合っていきたいと思っています。
気持ちの整理をする意味でも、ジャーナリングや感謝日記を書く、など目に見える形で落とし込むのもオススメです。

また、自分の中で留めるだけではなく、お喋りや発信を通して自分の感情を共有することも、木星の追い風を受け取ることができるでしょう。
心の分かり合いを通して、同じ気持ちを抱いていた人と繋がれたり、誰かのことを知らず知らずのうちに救っていたり…そんな深い共感と愛の連鎖が生まれていくのではないでしょうか。
優しい愛の繋がりを広げていく
愛の繋がりは、地域や身近なコミュニティにも広げられます。
今住んでいる地域の人々と交流をしたり、同じ感情や思いを持っている人と何かに取り組んだり。ボランティア活動なども、いいかもしれませんね。

元々、地元愛が強い方や、昔ながらの繋がりが濃い方もいらっしゃるかもしれませんが、わたしは実家を出てから住んでいる地域の方々との交流をあまりできていません。
けれども、少し自宅周辺を散歩してみると、地元のおばあちゃんがやっているカフェや、子どもたちが集まるイベントなど、地域の扉は開かれていました。
蟹座のキーワードとなる「地元」「隣人」との繋がりを自分から広げていくことで、新たな視点があるかもしれません。
社会のために他者のために、という活動を楽しんでみるのも、蟹座木星期らしくて素敵ですね。
さいごに
2025年6月10日から、木星が蟹座にいる約1年間。
「育てる」「愛情を注ぐ」「家庭や土台」が幸運の扉を開くカギとなります。
感情を大切に、人とのつながりを深めていくことで、あなたらしい豊かさの花が開いていくはずです。
あたたかい輪の中で、自分の居場所と、誰かの居場所を育てていくーー
そんな1年になりますように🦀✨

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