命を育む旅路 〜星と気学に導かれた出産とこれから〜

こんにちは。
星と気学の鑑定士たけりおです。

2024年から鑑定士として活動を始め、星や気学からのメッセージを受け取りながら、実際に妊娠・出産・子育てという貴重な体験をしました。

ライフイベントを通じて、体と心の変化は本当にめまぐるしく、星の存在に支えられて乗り越えられたこと、気学のおかげで前もって備えられたことが数多くありました。

今回の記事では、出産までの道のりを振り返りながら、星や気学のリズムにどんなふうに助けられてきたのかをお話ししていきます。


どうぞリラックスして、お楽しみいただけたら嬉しいです。

妊娠する数ヶ月前、私は九星気学の「仮吉方(かりきっぽう)」を経験し、60年分の吉を3つの星から受け取りました。

それぞれ吉の種類は「一白水星」「二黒土星」「九紫火星」です。

とくに「一白水星」と「二黒土星」の吉は妊娠や母性に関係が深いとされており、赤ちゃんを望む方の中には、これらの吉方を積極的に取りにいく方も多くいらっしゃいます。

🪄引っ越しや仮吉方にて得られる吉(一例)
一白水星妊娠しやすくなる
二黒土星良い母親になる
※これらは一例です。人によって吉の顕現の仕方は異なるので、必ず妊娠するというわけではございません

私自身は、妊娠を目的に仮吉方を行ったわけではありませんが、結果として妊娠・出産の大きな後押しとなったと感じています。本当にありがたいことです。

さらに驚いたのは、赤ちゃんの出産予定日が、まさに「一白水星の吉が本格的に現れるタイミング」だったということ。

一白水星の吉の中で「今までの苦労や困難はこのためにあったのか〜と涙するほど、心の寂しさや孤独が塞がり、感謝が溢れ出してくる」というのがあります。

──まさに、出産そのものでした。

病院で予定日を聞いた瞬間、「こんなにも吉の顕現と一致することがあるの?」と鳥肌が立つような驚きと感動がありました。

そして、命を繋いだその瞬間、涙とともに心からの感動と喜び、安心があふれ出したのです。

今回の出産は、わたしにとって「サターンリターン」の時期と重なっていました。

🪄サターンリターンとは?
ネータルチャート上の土星の位置に、運行中の土星が戻ってくること。
人生の大きな転換期や試練が訪れる時期とされ、最初のサターンリターンは29歳ごろ迎えます。

この時期に、わたしのように出産を経験する方もいれば、結婚や自立、転職、独立など、人生の大きな選択をする方も多くいます。土星の試練や責任というエネルギーを、しっかりと受け止める必要があるのです。

今でこそ、こうして妊娠や出産について文章にまとめて発信できていますが、当時はとても怖くて、不安でたまりませんでした。

  • 自分の身体で命を育むことができるのだろうか?
  • 出産を乗り越えられる強さがあるのだろうか?
  • ちゃんと母親になれるのだろうか?

数えきれないほどの感情が渦巻き、そのたびに家族に支えてもらっていました。
けれど、サターンリターンを目の前にしたとき、「わたしがこの子を産むんだ」と覚悟を決めて、出産に臨みます。

星のリズムを知っていたからこそ、「これは逃げずに向き合うタイミングなんだ」と、自分の背中を押してもらえたような気がしています。
土星の試練を味わいながら、人としての覚悟を育てる——そんな出産体験になりました。

ちなみに、わたしのサターンリターンはまだ続いています。
きっと子育てを通しても、さまざまな学びや成長のチャンスがやってくるのでしょう。今から土星先生の“宿題”にソワソワしているのが本音です(笑)

▼土星についてもっと知りたい方はこちら

さらに、星の動きを確認すると、「天王星」と「冥王星」がわたしのネイタルチャートを大きく刺激していました。今回はその影響についても少しご紹介します。

🪄トランスサタニアンとは?
占星術で、土星の軌道の外を公転する天王星・海王星・冥王星のことを指します。
これらの天体が個人天体やアングル(ASC・MCなど)に関わるとき、大きな変化や影響が現れるとされています。
🪄各天体のキーワード
天王星変革・改革・革命
海王星夢・理想・曖昧さ・幻覚
冥王星破壊と再生・リセット・強制的な変化

まず、現在運行中の天王星が、わたしのホロスコープ上のMC(社会的な肩書きや方向性を示す感受点)に乗りました。

変化をもたらす天王星がMCに影響したことで、「母親になる」という肩書きの変化が訪れたのです。

ちなみに、天王星は逆行と巡行を繰り返しながら、わたしのMC付近を何度も通過していました。最初の変化は、正社員からフリーランスへの転身。

そして今回の出産によって、第二の大きな変化がやってきたと感じています。

さらに、現在運行中の冥王星は、わたしのホロスコープ上の6ハウスに滞在しています。

6ハウスは、「働き方」「暮らし」「生活習慣」を象徴するお部屋です。

妊娠したことで、仕事を辞めたり一時停止したり、食生活や健康への意識も大きく変わりました。
何より、子育てによって日々のルーティンが激変します。

健康に気を遣ったり、食事の見直しはもちろんのこと、子育てによって日々のルーティーンを変えざるを得ない状況へとなります。

正直、わたしはかなりのマイペースで自分の習慣を大切にします。あまり人に振り回されないタイプ。

高校生、大学生、社会人と歳を重ねても、当たり前のように22時就寝をし、ご飯はゆっくり噛んで食べる…そんなのんびりした生活を何より優先してきました。

けれど、子育てが始まると、それが思うようにはいかない…!

今まさに、冥王星から「強制的な変化」を与えられているように感じています。

冥王星は約20年間、わたしの6ハウスに滞在する予定です。まだまだ踏ん張りどきだな〜と思います笑

▼子育て奮闘記|note

さて、2025年6月10日に現在運行中の木星が、双子座から蟹座に移動しました。

木星は、滞在する星座のテーマに追い風をもたらしてくれる存在です。

🪄木星のキーワード
拡大・発展・成長・幸運の鍵・ラッキースター
🪄蟹座のキーワード
思いやり・保護・育成・家族や仲間愛・感情

自分の内側や、大切な人たちとの関係性に光が当たりやすいタイミングとなります。

例えば、誰かを守りたい、育てたいという思いが膨らんだり、家族や仲間とのつながりの中に、深い安心や喜びを見出したり…蟹座らしい事柄に対して、木星の恩恵を受け取ることができるでしょう。

さらに、今回の蟹座木星は、わたしのホロスコープ上で11ハウスに位置しております。11ハウスは「横のつながり」「コミュニティ」「オンライン」などの部屋です。

新しい家族を迎え入れ、

  • 自分の子どもに、深い愛情や思いやりを注ぐ
  • 同じ子育て中の仲間と、温かなつながりを育てる
  • SNS活動を通して、感情のシェアや共感の輪を広げる

ことに力を入れていきたいと思っています。

もちろん、子育てをしながら思うように動けないことも、きっとたくさんあると思います。
それでも、12年に一度の蟹座木星期に出産を経験するという巡り合わせには、特別な意味があるはずです。

この時期だからこそ意識できること、できること。
星からのやさしいエールを受け取りながら、自分なりのリズムで歩んでいきたいと思っています。

▼蟹座木星期についてもっと知りたい人はこちら

妊娠・出産・子育てという大きな経験を経て、1年前と比べて、見える世界は大きく変わりました。

それでも、星や気学が語りかけてくれるメッセージや励ましは、変わることなく、いつもそこにあります。

これからも鑑定士としてだけでなく、一人の女性として、母として、人として、より深く豊かな視点をもって、活動していけたらと思っています。

星や気学の楽しさや奥深さを、必要な方に丁寧に届けていけますように。
そして、そのひとときが、誰かの心をそっと満たす時間となりますように。

▼音声配信でも紹介しております

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